パリ・ロンドン、花巡りの旅。Day 11
しばらく更新をお休みしていたら・・・10月も、もうすぐ終わり!
チェックして下さった皆様、すみません(涙)。
忙しかったこともあり、また、旅日記が終わってしまうさみしさもあり、
しばらく更新が出来なかったのですが、今日は旅行最終日、11日目のことを
お伝えしたいと思います。
日本への飛行機が夜発だったので、チェックアウト後、ホテルで荷物を預かってもらい、
向かったのは、ケンジントン宮殿。
(ダイアナ妃が亡くなったときの、花束で埋め尽くされた映像でご存じの方が多いかも
知れません。今は、ウィリアム王子とケイト妃のお住まいです。)
お目当ては、地下鉄の広告で知った、ファッションの展示です。
宮殿の奥の、展示スペース。まず目に入ったのは・・・
エリザベス女王が若い頃にお召しになった、素晴らしいドレスでした。
エリザベス女王が歴代の首相と会ってお話をされる様子を描いた舞台『ジ・オーディエンス』
(主演は映画『クイーン』と同じ、ヘレン・ミレン)を、日本の映画館で観ていたので、
本当に素晴らしかった舞台を思い出しながら、ドレスに見入りました。
後ろの壁には、時代ごとにニュースなどの映像も映し出され、時代背景などが
分かるように、工夫されていました。
ダイアナ妃のドレスも、飾られていました。
着ていらっしゃる写真を見たことがある、印象的なドレス。
右側のピンクのドレスは、京都ご訪問の時に着ていらっしゃったものだそうです。
宮殿の常設展示にも、素敵なファッション関連の展示がありました。
ヴィクトリア女王の、ウェディングドレス。
ヴィクトリア女王が結婚式でこのドレスをお召しになってから、
白いドレスがウェディングドレスのスタンダードになったのだとか。
そんな意味でも、服飾史上、とても重要な、素敵なドレス。
胸元にあしらわれたレースが、溜息が出るような繊細さでした。
ヴィクトリア女王の、乗馬用の礼服。
軍服のようなデザインで、きっと閲兵式などで着られたのでしょう。
ウエストの細さに、またもや溜息・・・。
昔の宮廷衣裳を再現したコーナーも、ありました。
この展示がユニークなのは・・・衣裳が紙で出来ているところ(!)。
厚手の紙で、ドレスがていねいに再現されていました。
そして・・・後ろに貴婦人のシルエットが映っているの、お分かりですか?
後ろの壁に、当時の貴婦人と紳士が向かい合っておじぎをしたり、一緒にダンスしたりする様子が、
シルエットで映し出されていたのです。
白1色の紙の衣裳達と、踊るシルエット。
極めてシンプルなのに、舞踏会に参加しているような気持ちにさせてくれる素晴らしい
演出で、「・・・さすが、演劇の国だなあ。」としみじみ、思ったりしました。
ちなみに、紙のドレスはおじさん達に大人気(?!)で・・・
皆さん、ドレスの後ろに立って、顔だけ出るようにして写真を撮り合いっこしていました(笑)。
素晴らしいドレスの数々と、素敵な展示や宮殿内を堪能して、外へ出ると・・・
周りは広大な、ケンジントン公園。
気持ちよく晴れた、日曜日。人も、のんびり・・・
鳥たちも、のんびり♪。
本当に、広くて素敵な公園が多い、ロンドン。
いいなあ、と思いながら、ゆったり散歩していたら・・・
目の前を、リス君が走って行きました!
宮殿と公園を満喫して、そろそろお腹も減ったので・・・
今回の旅行、最後のランチに向かいました。
是非食べてみたかった、日曜日限定の「サンデーロースト」。
地元の方しか来ないようなパブで「おひとりさま」を敢行したので、
かな~り浮いた存在でしたが(笑)、日曜日にしか食べられないメニューを
食べることが出来て、大満足でした♪。
ちなみに、お皿の奥のほうに置いてあるパンのようなものは、ヨークシャープディング。
シュークリームの皮のような感じです。
いつか、焼きたてを食べてみたいなあ・・・。
ボリュームたっぷりのランチでお腹いっぱいになったあとは、
最後にもう1度、大好きなヴィクトリア&アルバートミュージアムへ。
時間の関係で、前回観られなかった展示をゆっくり観て回り、
気持ちのいい中庭でのんびりと過ごしているうちに・・・帰りの時間となりました。
帰り道で見つけた、素敵な「花とグリーンの壁」。
素敵な寄せ植えにたくさん出会えた、ロンドン。
花が本当に自然に、日々の暮らしに寄り添っている姿に、とても感動しました。
ホテルに戻り、荷物をピックアップして、何度もお世話になったベーカー街行きのバスで
最寄りの駅まで移動し、地下鉄でヒースロー空港へ。
楽しかった旅のいろんな出来事が次から次へと思い出され、感無量になりながら、
飛行機の窓から見えるロンドンの夜景に「また来年、絶対に帰ってくるからね~!」と約束して、
帰路へと着きました。
早いもので、もう旅に出た日から、1ヶ月以上が経ちましたが・・・
パリやロンドンで観たり、経験したいろいろなことは、本当に鮮明に覚えています。
(普通だと、昨日の夕食が何だったかも忘れがちなのですが・・・。)
フラワーレッスンやフラワー&ガーデニングショップ巡り、ファッション関連の
美術館や展覧会巡り。
バトー・ムーシュから眺めた、本当に美しいパリの風景と、夕焼け。
素晴らしい感動をもらった、ウェストエンドの舞台と、ミュージカル。
ガーゴイルとにらめっこした、美しいオックスフォードの街並み。
そして、日常生活での、パリとロンドンの、人の温かさ。
ごく普通にあいさつを交わし、ちょっと人とぶつかったらすぐ「パルドン」「ソーリー」と
いう声が、掛かっていました。
仕事の面で、とてもいい経験、刺激が受けられたのはもちろん、
本当の意味での「心の豊かさ」とは何かを教えてくれ、また「今現在の自分」と
しっかり向き合わせてくれた、人生を変える経験となった、旅でした。
今でもときどき、英語を話していたり、大好きになったカフェで紅茶を飲んでいる
夢を、見たりしています。
そんなときは、とても幸せな気持ちで目が覚め、今日も1日、頑張るぞ!と、思います。
また来年、大好きな場所へ帰れるように・・・。
そしてその時、もっと成長した自分に、出会えるように・・・。
仕事に全力投球しつつ、1日1日を大切に生きて行けたらと、思っています。
チェックして下さった皆様、すみません(涙)。
忙しかったこともあり、また、旅日記が終わってしまうさみしさもあり、
しばらく更新が出来なかったのですが、今日は旅行最終日、11日目のことを
お伝えしたいと思います。
日本への飛行機が夜発だったので、チェックアウト後、ホテルで荷物を預かってもらい、
向かったのは、ケンジントン宮殿。
(ダイアナ妃が亡くなったときの、花束で埋め尽くされた映像でご存じの方が多いかも
知れません。今は、ウィリアム王子とケイト妃のお住まいです。)
お目当ては、地下鉄の広告で知った、ファッションの展示です。
宮殿の奥の、展示スペース。まず目に入ったのは・・・
エリザベス女王が若い頃にお召しになった、素晴らしいドレスでした。
エリザベス女王が歴代の首相と会ってお話をされる様子を描いた舞台『ジ・オーディエンス』
(主演は映画『クイーン』と同じ、ヘレン・ミレン)を、日本の映画館で観ていたので、
本当に素晴らしかった舞台を思い出しながら、ドレスに見入りました。
後ろの壁には、時代ごとにニュースなどの映像も映し出され、時代背景などが
分かるように、工夫されていました。
ダイアナ妃のドレスも、飾られていました。
着ていらっしゃる写真を見たことがある、印象的なドレス。
右側のピンクのドレスは、京都ご訪問の時に着ていらっしゃったものだそうです。
宮殿の常設展示にも、素敵なファッション関連の展示がありました。
ヴィクトリア女王の、ウェディングドレス。
ヴィクトリア女王が結婚式でこのドレスをお召しになってから、
白いドレスがウェディングドレスのスタンダードになったのだとか。
そんな意味でも、服飾史上、とても重要な、素敵なドレス。
胸元にあしらわれたレースが、溜息が出るような繊細さでした。
ヴィクトリア女王の、乗馬用の礼服。
軍服のようなデザインで、きっと閲兵式などで着られたのでしょう。
ウエストの細さに、またもや溜息・・・。
昔の宮廷衣裳を再現したコーナーも、ありました。
この展示がユニークなのは・・・衣裳が紙で出来ているところ(!)。
厚手の紙で、ドレスがていねいに再現されていました。
そして・・・後ろに貴婦人のシルエットが映っているの、お分かりですか?
後ろの壁に、当時の貴婦人と紳士が向かい合っておじぎをしたり、一緒にダンスしたりする様子が、
シルエットで映し出されていたのです。
白1色の紙の衣裳達と、踊るシルエット。
極めてシンプルなのに、舞踏会に参加しているような気持ちにさせてくれる素晴らしい
演出で、「・・・さすが、演劇の国だなあ。」としみじみ、思ったりしました。
ちなみに、紙のドレスはおじさん達に大人気(?!)で・・・
皆さん、ドレスの後ろに立って、顔だけ出るようにして写真を撮り合いっこしていました(笑)。
素晴らしいドレスの数々と、素敵な展示や宮殿内を堪能して、外へ出ると・・・
周りは広大な、ケンジントン公園。
気持ちよく晴れた、日曜日。人も、のんびり・・・
鳥たちも、のんびり♪。
本当に、広くて素敵な公園が多い、ロンドン。
いいなあ、と思いながら、ゆったり散歩していたら・・・
目の前を、リス君が走って行きました!
宮殿と公園を満喫して、そろそろお腹も減ったので・・・
今回の旅行、最後のランチに向かいました。
是非食べてみたかった、日曜日限定の「サンデーロースト」。
地元の方しか来ないようなパブで「おひとりさま」を敢行したので、
かな~り浮いた存在でしたが(笑)、日曜日にしか食べられないメニューを
食べることが出来て、大満足でした♪。
ちなみに、お皿の奥のほうに置いてあるパンのようなものは、ヨークシャープディング。
シュークリームの皮のような感じです。
いつか、焼きたてを食べてみたいなあ・・・。
ボリュームたっぷりのランチでお腹いっぱいになったあとは、
最後にもう1度、大好きなヴィクトリア&アルバートミュージアムへ。
時間の関係で、前回観られなかった展示をゆっくり観て回り、
気持ちのいい中庭でのんびりと過ごしているうちに・・・帰りの時間となりました。
帰り道で見つけた、素敵な「花とグリーンの壁」。
素敵な寄せ植えにたくさん出会えた、ロンドン。
花が本当に自然に、日々の暮らしに寄り添っている姿に、とても感動しました。
ホテルに戻り、荷物をピックアップして、何度もお世話になったベーカー街行きのバスで
最寄りの駅まで移動し、地下鉄でヒースロー空港へ。
楽しかった旅のいろんな出来事が次から次へと思い出され、感無量になりながら、
飛行機の窓から見えるロンドンの夜景に「また来年、絶対に帰ってくるからね~!」と約束して、
帰路へと着きました。
早いもので、もう旅に出た日から、1ヶ月以上が経ちましたが・・・
パリやロンドンで観たり、経験したいろいろなことは、本当に鮮明に覚えています。
(普通だと、昨日の夕食が何だったかも忘れがちなのですが・・・。)
フラワーレッスンやフラワー&ガーデニングショップ巡り、ファッション関連の
美術館や展覧会巡り。
バトー・ムーシュから眺めた、本当に美しいパリの風景と、夕焼け。
素晴らしい感動をもらった、ウェストエンドの舞台と、ミュージカル。
ガーゴイルとにらめっこした、美しいオックスフォードの街並み。
そして、日常生活での、パリとロンドンの、人の温かさ。
ごく普通にあいさつを交わし、ちょっと人とぶつかったらすぐ「パルドン」「ソーリー」と
いう声が、掛かっていました。
仕事の面で、とてもいい経験、刺激が受けられたのはもちろん、
本当の意味での「心の豊かさ」とは何かを教えてくれ、また「今現在の自分」と
しっかり向き合わせてくれた、人生を変える経験となった、旅でした。
今でもときどき、英語を話していたり、大好きになったカフェで紅茶を飲んでいる
夢を、見たりしています。
そんなときは、とても幸せな気持ちで目が覚め、今日も1日、頑張るぞ!と、思います。
また来年、大好きな場所へ帰れるように・・・。
そしてその時、もっと成長した自分に、出会えるように・・・。
仕事に全力投球しつつ、1日1日を大切に生きて行けたらと、思っています。
by serenoflower
| 2014-10-28 02:27
| LONDON