パリ・ロンドン、花巡りの旅。Day 7

こんばんは。今日の皆既月食・・・凄かったですね♪!
いろんなところで、夜空を見上げている方を見かけて、こんなに多くの人が
同じ物を見て感動出来るっていいな~、と、月に感謝したりしました。


さてさて、旅は早や、7日目。
この日の「素敵な予定×2」その1は、バッキンガム宮殿&ガーデンツアーでした。

夏の数ヶ月間、エリザベス女王が宮殿にいらっしゃらない時期に開催される、宮殿の中の公開。
行ったことがある友達が、「よかったから是非行っておいで♪!」とオススメしてくれたので・・・
旅行前にいろいろ調べ、一般には非公開の宮殿のお庭も見られるHISのツアーを発見して、
予約しておいたのです。

朝、宮殿前の集合場所に行き、諸説明&チケットをもらって、いよいよ、宮殿へ。
そのとき、ちょっと雨が降り始めたのですが、同じツアーに参加されていた女性の方が、
後ろからササッと、傘を差しかけて下さいました。

お礼を言ってご挨拶し、それがきっかけで、宮殿内も一緒に回らせて頂く事に・・・♪。

豪華な内装、美術館並みの名画の数々に、ただただびっくり。


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           ポストカードの、写真から。玉座の間です。



とっても豪華なのですが、オペラ座や昔行ったヴェルサイユ宮殿のように
「あらんかぎりの贅を尽くした」という感じはなく、現役の宮殿なこともあってか
とてもクリーンな印象でした。


女王陛下のお住まいを堪能したあとに2人で向かったのは、宮殿に併設の、ティールーム。


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     唯一撮影OKな場所から撮った、宮殿。向かって左が、カフェになっています。



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           紅茶とストロベリースコーンを、オーダーしました。



紙コップでしたが、ちゃんと「バッキンガム宮殿」と書いてあるのが嬉しかった~♪!
(後に、お庭を案内してくれたガイドさんのお話で、このカフェで販売しているスイーツは
女王陛下主催のガーデンパーティーで振る舞われるものと一緒ということが判明!
ご一緒したTさんと、「すごい経験しちゃいましたね~!」と、喜んでしまいました!)

続くガーデンツアーでは、ベテランの素敵なガイドさん(宮殿のスタッフ)の案内で、
宮殿のお庭をゆっくりと、見て回りました。

女王陛下が誰にも見られずにお庭を散歩できるようにと、
秘密の小径がついている花壇のお花は、晩秋で終わりかけていましたが・・・
ガーデンの入り口すぐの、寄り添うように立つ2本の大木の名前の由来など、
あたたかいエピソードをたくさん聞くことが出来、とても楽しかったです。

ちなみに、2本の木は、ヴィクトリア女王のご成婚の時に植えられたもので、
仲睦まじかったお2人にちなんで「ヴィクトリア」と「アルバート」と呼ばれているそう。

他にも、広大なガーデンを管理しているのは、実はたった8人のガーデナーなので、
彼らの仕事は「very hard work」だということ、
エリザベス女王のお父様(『英国王のスピーチ』の王様です)が植えられたという
ホースチェスナッツ(セイヨウトチノキ、フランスではマロニエ。パリでもよく見かけました!)
が枯れそうになったのを、ガーデナーが手を尽くして救ったこと、
ガーデンの中には小さなテニスコートがあって、宮殿のスタッフは自由に使うことが出来るけれど、その時はウィンブルドンと同じで、白いユニフォームしか着てはいけないことなど、
本当にいろいろなことを教えてくれました。

中でも微笑ましかったのが、ガーデンの中にある池をめぐる、エピソード。
アルバート公はスケートがお好きで、冬、池が凍ると、ヴィクトリア女王や子供たち、
お付きの方達を連れて、ピクニックのようにスケートを楽しまれていたそうなのですが・・・
春も近い頃、氷が薄くなっているのに気付かずに滑っていて、足下の氷が割れ、
そのままストンと冷たい池に落ちてしまわれました!
びっくり仰天したお付きの方達は、悲鳴をあげてあわてふためくばかりだったので、
結局、アルバート公を池から引き上げたのは、ヴィクトリア女王だったそう(笑)!

素敵なエピソードと共にガーデン巡りを終えたあと、ロンドンに住んでらっしゃるTさんが
「よかったらこの後、ご一緒しませんか。」と言って下さったので、
夜の「素敵な予定 その2」まで、ご一緒させて頂く事に・・・!

寄りたかった場所へもスマホ片手にスイスイと連れて行って下さり、
住んでいる方にしかわからないロンドン情報も教えて頂いて、本当に嬉しかったです☆。


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             バッキンガム宮殿近くの、グリーン・パーク。



昔、王様がこの公園の花壇で育てた花を、日々、愛人にプレゼントしていたそうで、
それを知ったお后様が公園の花を全て抜かせてしまって以来、花のない「グリーン・パーク」に
なったのだとか・・・。

そんなエピソードとはうらはらに、大木がゆったりと並ぶ、気持ちの良い公園でした♪。



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               ベンチも、本当に絵になります。



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               公園で見つけた、可愛い表示板。



同じように見える衛兵さん、所属(国)によって、身頃や袖のボタンの数などが違うようです。
今回は見られなかった、衛兵交代。今度見られる時には、是非注目してみようっと・・・!



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      街を歩いていて見つけた、「女王陛下御用達」の、威風堂々たるマーク。



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          通りがかったフラワーショップのバルコニーにも、発見。



見るからに老舗のフラワーショップ。お店の8割はアーティフィシャルで、
2割ほど、生花を扱っていました。(写真NGだったのが、残念!)



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        綺麗な寄せ植えが飾られたお店も、本当にたくさん見かけました。



夜、グラス片手に花の綺麗なパブの外で談笑する人達をたくさん見かけましたが、
きれいな花を見ながら飲むビール・・・さぞかし美味しいだろうなあ♪!

ちなみに、はしごでしか届かないような高いところに吊された寄せ植え(ハンギングボール)
も至る所で目にしましたが、Tさんによると「放水車みたいな車が巡回して、水遣りをしている」
との事・・・! さすが、ガーデニングの本場です!



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             シンプルだけど、技術が光る植え込みを発見☆!



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            憧れのリバティにも、連れて行って下さいました。



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             建物が素敵で、立ち止まることしきり・・・。



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          しばらく離れられなかった、カフェのウィンドー(笑)。




歩いていたら、とっても可愛いブーケを持って、バス停に立っている女の子を発見!
お願いして、写真を撮らせてもらいました。



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      ローズマリーなどのハーブが入った、ナチュラルでロマンティックなブーケ。



彼女がブーケを持っているところもゼヒ・・・と、「スマイル♪!」と声を掛けたら・・・



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              キラキラの笑顔を、返してくれました♪。



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             日が暮れる頃、トラファルガー広場に到着。



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            広場の階段を上ると、ナショナル・ギャラリー。



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       広場に面した、St.Martin-in-the-Fields教会地下の、Cafe in the Crypt。



足下を見ると、何やら、文字を刻んだ石版が・・・。
何と、教会の地下墓地が、そのままカフェになっていました!

毎週、ジャズコンサートなども行われているこのカフェで、夕食をご一緒してきました。



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     ビーンズ入りのラザニアと、ベイクドポテトのベジタリアンセットをオーダー。

美味しいごはんを頂きながら、ミュージカルの話で盛り上がり、
連絡先を交換して、名残を惜しみつつ、お別れしました。

「旅の仲間」になってくれ、初対面なのに1日お付き合い下さった、Tさん。
本当に、ありがとうございました・・・☆!


そして、最後に向かったのは、「素敵な予定 その2」の、トラファルガー・スタジオ。
マーティン・フリーマン主演の「RICHARD Ⅲ」(「リチャード3世」)を、観に行きました。

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       右側、看板が光っている場所が、目的地。奥には、ビッグベンが・・・。


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         さすが、人気の俳優さん。客席には日本人の姿もちらほら・・・。


シェイクスピアの有名な戯曲を、1970年代半ばに舞台を移しての演出。
前から6列目あたりの真ん中という、とてもいい席で見ることが出来ました。

私が初めてマーティン・フリーマンを観たのは『ラブ・アクチュアリー』だったので、
『SHERLOCK』『ホビット』シリーズと、何となく「優しい(可愛い)、いい人」なイメージが
強かったのですが・・・見事に、極悪人のリチャードに成り切っていました。

ハムレットの台詞のように、「微笑み、微笑み、しかも悪党たりうる」リチャード。
笑顔の裏の悪意や憎悪が、背筋が寒くなるくらい伝わってきた、彼にしか出来ない
リチャードでした。

今までの共演者が絶賛した彼の「リアクション演技」と、ものすごく通る声も堪能出来た、
至福の夜。 素晴らしい舞台を観られて、本当に幸せでした。

また、ここでも家族でいらっしゃっていた、イギリス在住の日本人の方と開演前に
お話させて頂きました。
終演後にも声を掛けて下さって、とても嬉しかったです。


女王陛下の宮殿とガーデンを観て、王様の舞台で締めくくった、大充実の旅の7日目。
イギリスにお住まいの日本人の方達のおかげで、本当に楽しい1日を過ごすことが出来ました。
本当に、ありがとうございました。
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by serenoflower | 2014-10-09 03:30 | LONDON